世界大百科事典(旧版)内のDurand,P.の言及
【缶詰】より
…それから約60年後フランスのパスツールによって細菌学的に加熱殺菌の理論が証明されるまでは,このような誤りが正しいものと信じられていた。1810年イギリスのデュランドPeter Durandは食品の貯蔵法およびガラス製容器,つぼ,ブリキ缶など,ふたをする容器に対して政府の特許を得た。方法はアペールと同様であるが,目的は容器として缶を使用することにあったので,デュランドをブリキ缶使用の開祖としている。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」