世界大百科事典(旧版)内のeffortanginaの言及
【狭心症】より
…異型狭心症は通常,冠動脈の強い収縮によって起こる冠攣縮(れんしゅく)性狭心症である。(1)労作狭心症effort anginaは最も古典的な狭心症であり,労働や興奮を誘因として発作が起こるものである。肉体的または精神的負荷をきっかけにして心臓に血圧上昇,心室壁緊張増大,心拍数の増加などの負担がかかり,心筋の酸素需要量が増大し,それに見合うだけの冠状動脈血流量の十分な増加がないために,心筋が酸素不足に陥って狭心発作となるが,心臓の負担が軽減すると心筋の酸素需要が数分で元に戻り,酸素の需給も回復して発作が収まる。…
※「effortangina」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」