《EnattendantGodot》(その他表記)EnattendantGodot

世界大百科事典(旧版)内の《EnattendantGodot》の言及

【前衛劇】より

…イギリス風の中流家庭でのイギリス風の夫婦の会話に始まるこの劇では,言語は日常性の意味を離れて核分裂し,それを語る人間のアイデンティティさえも崩壊させてしまう。このようなイヨネスコの劇が,最初ほとんど観客に受け入れられなかったのに対し,アイルランド生れのS.ベケットの《ゴドーを待ちながらEn attendant Godot》(1953)は対照的にパリだけでも300回以上の上演を重ね,世界各国でも上演されるなど,現代演劇でもっとも強い影響力をもつ作品となった。枯木が一本だけしかないという空虚な世界に,ゴドーという人物をただ待っている2人の主人公ウラディミールとエストラゴンの姿は,人間の状況の極限を表したもので,この無限の空虚の中に投げ出された人間は,地獄のような孤独から逃れるためにただひたすらしゃべり続けなければならない。…

※「《EnattendantGodot》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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