世界大百科事典(旧版)内のEohippusの言及
【ヒラコテリウム】より
…1840年に,ロンドン粘土層から発見されたこの化石に,R.オーエンは,ハイラックスに似たけものたち(テリウム)という意味のこの名をつけた。その後,アメリカの古生物学者のO.C.マーシュは,現生のウマとヒラコテリウムの中間型の化石があることを知り,はじまりのウマという意味のエオヒップスEohippusを用いたが,命名規約上ヒラコテリウムに先取権がある。ヒラコテリウムは,古型の有蹄類で主として暁新世に繁栄した髁節(かせつ)類と歯や骨格の構造に共通性がある。…
※「Eohippus」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」