世界大百科事典(旧版)内のequitableestoppelの言及
【エストッペル】より
…禁反言と訳されている英米法上の法理。この言葉には,さまざまの用法があるが,実際に最もしばしば問題になるのは,〈法廷外の行為による禁反言estoppel in pais〉あるいは〈エクイティ上の禁反言equitable estoppel〉とよばれる場合である。これは,自らの行為(言葉による表現を含む)によって事実を誤って表示しまたは事実の存在を隠す結果を生じた者は,他人がそのような事実は存在する(または存在しない)ものと信じて行動することが合理的に予期できる場合で,実際に他人がそう信じて行動したときは,ほんとうは事実はそれと異なるという主張をすることが許されないという法理である。…
※「equitableestoppel」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」