世界大百科事典(旧版)内のErythroxylumの言及
【コカ】より
…麻酔薬や麻薬として有名なコカインを含有する常緑の小低木(イラスト)。コカノキ科に属し,原産地は南アメリカのペルーやボリビアのアンデス地方と推定されている。高さ1~3mで,よく分枝する。葉は互生し,短い葉柄があり,長楕円形から倒卵形,長さ4~9cm。花は前年枝の葉腋(ようえき)から生じる1~数本の短い花梗につき,小型の黄緑白色で,萼片は5枚,花弁も5枚ある。核果は赤熟し,卵状長楕円形で,中に1個の種子がある。…
※「Erythroxylum」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」