eserine(その他表記)eserine

世界大百科事典(旧版)内のeserineの言及

【フィゾスチグミン】より

エゼリンeserinともいう。西アフリカ,ギニアのカラバル川流域に産するマメ科の植物Physostigma venenosumの種子に含有されるアルカロイド。この種子を現地人はエゼルマメ,白人はカラバルマメと呼んでいる。かつてギニアの原住民の間で,この豆を裁判に用い,食べて死亡すれば有罪,助かれば無罪としたと伝えられ,強い毒性を有する豆である。1865年にその毒性成分が結晶形で単離され,植物名からフィゾスチグミン,現地人の言葉からエゼリンと名づけられた。…

※「eserine」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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