世界大百科事典(旧版)内のFörstemann,E.W.の言及
【地名】より
…最近でも文化大革命などの政治的変動によって,都市内部や行政区の地名は変化しやすいが,農村などでは現実にはほとんど変わらない。【梅原 郁】
【西洋】
ヨーロッパでの地名の科学的研究は19世紀末より盛んとなり,イギリスでの地名協会の設立(1923)とその州別地名辞典の刊行,イギリスのイコールEilert Ekwall(1877‐1964),ドイツのフェルステマンErnst Wilhelm Förstemann(1822‐1906),フランスのロンニョンAuguste Honoré Longnon(1844‐1911)らによる各国地名語源辞典の編纂などが相ついだ。これらの研究の基本方法は,できうる限り地名の初出記録までさかのぼり,また自然,歴史,伝承などと地名の命名原理とを一致させることであり,言語学的方法による語源研究とその歴史学,地理学,民族学をはじめとする隣接諸科学との結合が積極的に試みられてきた。…
※「Förstemann,E.W.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」