世界大百科事典(旧版)内のFaiguetdeVilleneuve,J.の言及
【人工言語】より
…人工言語案のうち後験語の比重が重くなるのは19世紀以後で,とっぴな着想(図2)よりも修得の容易さを優先させた〈ラテン語改良案〉の類が多数現れだした。かつての国際語を学びやすい形に改良し復活させようとする動きは,フェーゲ・ド・ビルヌーブJoachim Faiguet de Villeneuve(1703‐80)による冠詞を持たない新ラテン語〈新言語Langue nouvelle〉など,フランス革命と連動して目だちはじめた。しかし最大の成果は数学者ペアノの創造になる〈インテルリングアInterlingua〉(1903)で,20世紀初頭にはエスペラントと並ぶ人工言語へと発展した。…
※「FaiguetdeVilleneuve,J.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」