Fcレセプター(読み)えふしーれせぷたー

世界大百科事典(旧版)内のFcレセプターの言及

【抗体】より

…そのため,可溶性の抗原でも抗体と複合体をつくることによって沈殿し(沈降反応という),あるいは細菌,赤血球などの浮遊物が凝集する現象(凝集反応)がみられる。抗原・抗体複合体中では,数多くの抗体分子が抗原との結合によって集合しており,このような複合体が細胞を刺激するのは,標的となる細胞の細胞膜表面にFcレセプターとよばれる受容体が多数存在し,複合体中の複数の抗体分子のFc部分が複数の受容体と多点結合をして受容体を架橋するためである。 食細胞に免疫複合体が結合すると,その刺激によって細胞の食作用が亢進し,速やかに複合体は細胞内に摂取される。…

※「Fcレセプター」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む