FEC230号文書(読み)えふいーしーにひゃくさんじゅうごうぶんしょ

世界大百科事典(旧版)内のFEC230号文書の言及

【財閥解体】より

…これは,当時アメリカ政府およびGHQに力をもっていたニューディール派の影響によるものといわれる。それは国務・陸軍・海軍省調整委員会(SWNCC)302‐2号文書(1947年1月22日付)で示され,極東委員会(FEC)に提出(FEC230号文書)された。これには狭義の財閥解体の場合と異なり,日本の産業界が公然と反対したが,GHQの強い指示により,国会は原案の頭に〈過度〉の2字を加えた過度経済力集中排除法(47年12月18日公布)を制定した。…

※「FEC230号文書」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android