世界大百科事典(旧版)内のFeodosiiの言及
【ディオニシー】より
…15世紀の後半に,A.ルブリョフの後をうけてモスクワ派絵画を発展させた。明確な年記と署名に裏づけられる唯一の作品として,ボログダ州のキリーロフ市付近のフェラポント修道院のウスペンスキー大聖堂に息子フェオドーシーFeodosii(1470ころ~16世紀初め)と制作した壁画の大作(1500‐01)がある。そのほか,トレチヤコフ美術館蔵の3点のイコン――《キリストの磔刑》(1500ころ)および〈府主教アレクセイ伝〉〈府主教ピョートル伝〉――も,その作風から,彼の手になるものとされている。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」