世界大百科事典(旧版)内のfigureofspeechの言及
【比喩】より
…〈比喩〉という用語は,同音語〈譬喩〉や,あるいはたんに〈喩〉という語と同義にもちいられるばあいが多い。
[レトリックとの関係]
ヨーロッパの伝統レトリックにおいては,言語表現の技術をあつかう(狭義の)修辞部門のなかに,おびただしい種類の〈ことばのあやfigure of speech〉が分類されていた。〈あや〉とは,平常の表現とは異なって目立つ表現形式のことであり,たとえば,文型のあやとしての語句挿入,省略,転置,反復など,思考のあやとしての緩叙,対比,擬人など,100を越える型が技法として説明されていた。…
※「figureofspeech」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」