世界大百科事典(旧版)内のFotosetterの言及
【写真植字機】より
…欠点としては,写真植字は活版に比べ出来上がりの印字品質にむらが出やすい,校正の際の訂正・追加に手間がかかるなどの点がある。 外国の写真植字機は,かなり古くからいろいろの考案があったが,アメリカのフォトセッターFotosetterの開発によって第2次大戦後はじめて実用化された。これは自動鋳植機ライノタイプの機構を応用して,1字ずつの透明ネガティブ文字をもつ単母型を1行分機械的に集め,その全長を仮定したのち,自動的に1個ずつの母型の文字をフィルムに写していく。…
※「Fotosetter」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」