世界大百科事典(旧版)内のGarrod,D.A.E.の言及
【カルメル[山]】より
…西アジアで最重要の旧・中石器時代の遺跡群であるだけでなく,ホモ・サピエンスの起源と農耕の発生という人類史上の画期となる事柄を究明する鍵をもつ遺跡群でもある。1929‐34年にイギリスのガロッドD.A.E.Garrodが中心となって発掘調査したワド,タブーン,スフールの3洞穴において,西アジアの旧・中石器時代の変遷の概要が把握された。また3洞穴からは化石人骨も発見されており,ホモ・サピエンスの起源に重要な問題を提起している。…
※「Garrod,D.A.E.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」