世界大百科事典(旧版)内のGigantomachiaの言及
【ギガンテス】より
…彼らは岩や木の株を武器にしてゼウスの率いるオリュンポス神に戦いを挑んだが,ヘラクレスを味方につけた神々に滅ぼされ,各地の火山の下に埋められたという。ギガントマキアGigantomachiaと呼ばれるこの戦いは群像彫刻のかっこうの主題となり,デルフォイの〈シフノス人の宝庫〉のフリーズ(前6世紀)や,小アジアのペルガモンの大祭壇(ヘレニズム期)にみごとな浮彫を残している。ギガンテスは古くは人間の姿に描かれたが,のちには下半身が竜の姿をした怪物に表現された。…
※「Gigantomachia」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」