世界大百科事典(旧版)内のglasstransitionの言及
【ガラス状態】より
…この状態からさらに冷却すると,ある温度の近くで,ふつうの熱活性化過程から考えられるよりも急激に粘性が大きくなって,固体状態になるとともに熱膨張率や比熱などが,ほぼ不連続に変化する。この変化をガラス転移glass transitionと呼び,この温度以下の状態がガラス状態で,非晶質状態の一種である。ガラス転移は純粋な熱力学的な相転移ではなく,ガラス転移温度は急冷速度に多少依存する。…
※「glasstransition」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」