世界大百科事典(旧版)内のGlossariumadscriptoresmediaeetinfimaelatinitatisの言及
【デュ・カンジュ】より
…47歳で初めて《コンスタンティノープル帝国史》を出版し,学問的ビザンティン史研究の始祖となった。68歳で3巻本として出した《中世ラテン語辞典Glossarium ad scriptores mediae et infimae latinitatis》は死後(1733‐36)6巻本となり,さらにベネディクト会のサン・モールによる補訂によって7巻本,1883‐87年には10巻本となって,デュ・カンジュというとこの辞書を指すほど有名となっている。ビザンティン文献からの用例による中世ギリシア語辞典(1688)のほか,エルサレムのフランス帝国や,フランス史,特にアミアン史についての多くの著書,ジョアンビルやゾナラの著作の校訂等の業績がある。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」