世界大百科事典(旧版)内のGlueck,S.の言及
【犯罪学】より
…クレッチマーは体質生物学的研究に基づいて人間の体型を肥満型,細長型,闘士型(および形成不全型)とに分け,これが気質に関する循環性,分裂性,粘着性の3類型とそれぞれ親和性のあることを指摘してその後の体質と犯罪についての研究に大きな影響を与えた。同様の研究はアメリカにおいても,シェルドンの体型と気質の分類を基としたグリュックS.Glueckの研究などがある。またランゲJ.Langeは双生児研究の手法を犯罪学に導入し,《運命としての犯罪》(1929)を著し,遺伝と犯罪に関する研究の道を開いた。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」