世界大百科事典(旧版)内のGrisone,F.の言及
【馬術】より
…中世には重い甲冑をつけた騎士が乗馬の実技を競ったが,やがて火器の出現で馬術の機敏性が重視されるようになり,各国に馬術の名手が生まれた。なかでも16世紀イタリアのナポリの乗馬学校のピニャテリGiovanni Battista Pignatelli,教則本を書いたグリゾーネFederico Grisoneの残した影響は大きい。また,ウィーンの乗馬学校Spanische Reitschule(16世紀創立)でも馬術が育てられていった。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」