世界大百科事典(旧版)内のHērōの言及
【レアンドロス】より
…ラテン名レアンデルLeander。祭礼のおり,対岸(ヨーロッパ側)の町セストスで女神アフロディテの巫女ヘロHērōと知り合い,以後,彼女の掲げる灯火をたよりに,毎夜海峡を泳ぎ渡って逢瀬を重ねていたが,ある夜,嵐のために火が消え,彼は目標を失って溺れ死んだ。それを知ったヘロも,海に身を投じて恋人のあとを追ったという。…
※「Hērō」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」