世界大百科事典(旧版)内のHadadの言及
【アダド】より
…本来は西方セム系の嵐・雷電の神で,その神名も雷鳴のとどろきを意味するḥddに由来する。シリア地方ではハダドHadadと呼ばれたが,普通はアッカド語圏の神とみなされている。文書では発音のいかんにかかわらずIMと書かれるが,標準的なアッカド語呼称はアダドである。…
【バアル】より
…前3千年紀から前1千年紀のシリア・パレスティナでのもっとも活動的な男神で,別名ハダドHadad。その名は〈主〉を意味する。…
※「Hadad」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」