世界大百科事典(旧版)内のHalimedaの言及
【緑藻類】より
… ほとんどの緑藻類の細胞は細胞壁で囲まれるが,ドゥナリエラなどのように,細胞膜のみで,細胞壁を欠くものもある。細胞壁の主成分は大多数のものでは,高等植物と同じようにセルロースであるが,ミルやカサノリなどのように,多糖類のマンナンであるもの,イワヅタやサボテングサHalimedaなどのように,キシランであるもの,ハネモやツユノイトなどのように,複相の胞子体はマンナンであるが,単相の配偶体はキシランであるものもある。 生殖には無性と有性とがあり,無性生殖は,細胞壁を欠く単細胞性のものでは,細胞が縦に2分裂する方法で行うが,細胞壁をもつものでは遊走子によるのがふつうである。…
※「Halimeda」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」