世界大百科事典(旧版)内のHalstattの言及
【青銅器】より
…また翼部と刃先部を上下2段につくり分ける有翼斧が後期青銅器時代のイタリアに出現し,初期鉄器時代にも引き続いて用いられた。そのうちハルシュタットHalstatt型有翼斧は,刃先部に肩がつくり出されたもので,イタリアのみならず中部ヨーロッパにも多く分布する。 いま一つ別の着柄法は,東アジアの有段石斧と同工の手法で,斧頭の中央に段をつくり出し,使用時の衝撃をおさえ,柄との密接な結縛に供するものである。…
※「Halstatt」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」