Harris,B.(英語表記)HarrisB

世界大百科事典(旧版)内のHarris,B.の言及

【アメリカ合衆国】より

…コングロマリットと称される大出版社と並んで,リトル・マガジン,コミュニティ・ペーパーなどのいわゆるミニ・コミが,アメリカほど多く存在するところもない。(1)活字媒体の特性 植民地アメリカで印刷された最初の新聞は,1690年9月25日にハリスBenjamin Harrisが発行した《パブリック・オカレンシズ》だとされるが,アメリカ・ジャーナリズムの特色の第1は,きわめて早くから新聞の民衆化が進んだことである。1833年デイBenjamin Dayの出した1ペニー新聞《ニューヨーク・サン》がそれであるが,現代型新聞の原型は,19世紀末から20世紀にかけて形成されたといえよう。…

【パブリック・オカレンシズ】より

…4ページ建ての最後のページは空白で,ニューズ・レター用として購買者が地方へ送る通信に利用できるようにしてあった。発行者はイギリスでホイッグ系ジャーナリストとして活躍していたが,筆禍にあってアメリカに移住し,ボストンでコーヒー店,本屋を開いていたハリスBenjamin Harris。形態,内容ともに近代的な新聞であったが,フランス王のスキャンダル記事などが当局の忌諱に触れ,たった1号で発行を禁止された。…

※「Harris,B.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android