世界大百科事典(旧版)内のhautfourneauの言及
【高炉】より
…この伝熱と反応の過程を効率よく行わせるために,炉を立形にして鉄鉱石とコークス(あるいは木炭)の交互充てん層を高くしている。歴史的にみれば,これが高炉(ドイツ語でHochofen,フランス語でhaut fourneau)と呼ばれる理由であるが,他方,炉下部から高い充てん層に空気を送り込むには高圧,高速の衝風でなければならず,この衝風blastに注目して英語ではblast furnaceと呼ばれている。現在,世界各地の高炉はコークス高炉と木炭高炉に大別されるが,木炭高炉はヤシ,ユーカリなど生長のはやい樹木のある東南アジア,ブラジルなどの一部に限られ,世界の高炉のほとんどがコークス高炉である。…
※「hautfourneau」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」