Heim,G.(その他表記)HeimG

世界大百科事典(旧版)内のHeim,G.の言及

【バイエルン】より

…他方,〈新バイエルン〉地方を主要な地盤とする自由派は,帝国宰相ビスマルクと結ぶバイエルン官僚政府の議会での支柱を形成した。 90年代にはいると,修正主義的なフォルマルを指導者とするバイエルン社会民主党の発展,中央党から自立してバイエルン農民同盟を結成した農民たちの下からの運動の展開,そしてこれと対抗しつつハイムGeorg Heim(1865‐1938)の指導下に躍進を遂げたキリスト教農民協会を中心とする中央党左派の台頭があり,第1次大戦の前夜には,中央党や自由派のなかの保守勢力の総結集を背景に初の中央党首班(ヘルトリング)内閣が成立する。ハイムをも抑えて形成されたこの体制に対して,またプロイセンの軍部・重化学工業界主導下の大戦遂行と戦時経済に対して,バイエルンの労働者や農民の不満はしだいに高まった。…

※「Heim,G.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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