Heine,T.T.(英語表記)HeineTT

世界大百科事典(旧版)内のHeine,T.T.の言及

【カリカチュア】より

…イギリスではクルックシャンク,C.キーン,G.デュ・モーリア,ドイルRichard Doyle(1824‐83),ドイツではW.ブッシュ,スイスではR.テッファーらが風俗描写やナンセンスな笑いで世紀前半あるいは中葉に活躍した。さらに世紀末になるとフランスにはスタンラン,フォランJean‐Louis Forain(1852‐1931),カラン・ダーシュCaran d’Ache(1859‐1909),エルマン・ポール,C.レアンドル,A.ロビダ,ドイツではグルブランソンOlaf Gulbransson(1873‐1958),ハイネThomas Theodor Heine(1867‐1948),パウルBruno Paul(1874‐1968),クビーン,ベルギーではロップス,アンソールなど多士済々である。ほかに文学者のユゴー,E.リア,彫刻家のJ.G.シャドー,画家のピュビス・ド・シャバンヌ,ロートレックなども戯画を残した。…

【ジンプリチシムス】より

…内政・外交問題,文化・宗教問題,社会問題などを反政府・反教会の市民的デモクラシーの立場で戦闘的に扱いしばしば物議をかもした。成功の秘密はハイネThomas Theodor Heine(1867‐1948)やグルブランソンOlaf Gulbransson(1916‐61)らの風刺漫画とトーママイリンク,ローダ・ローダRoda Roda(1872‐1945),ポルガーAlfred Polger(1873‐1955),カール・クラウスらの風刺的文章の多彩なアンサンブルにある。第1次大戦には戦争を支持し,ナチス時代には体制化して存在理由を失った。…

【リトグラフ】より

… 一方ドイツでも,ベルリンの芸術雑誌《パン》がこうしたフランス画家の作品を紹介し,その刺激を受けてM.リーバーマン,シュレフォークトMax Slevogt(1868‐1932),L.コリントらが活躍した。ミュンヘンには風刺雑誌《ジンプリチシムス》(1896‐1906)に拠ったハイネThomas Theodor Heine(1867‐1948)らがいた。20世紀に入るとフランスの石版熱は鎮静するが,代わって1920年代にはドイツが石版制作ブームの舞台となる。…

※「Heine,T.T.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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