世界大百科事典(旧版)内のHeliogabalusの言及
【エラガバルス】より
…しかし,放縦と奢侈に興じ政治を顧みなかったばかりか,ローマの伝統的宗教を無視してエメサの太陽神の崇拝石(隕石?)をローマ市に移し,帝国の最高神としてパラティヌス丘の神殿に祀ったことから,やがて軍隊と民衆の反感をかい,母とともに殺害された。太陽神にちなむあだ名のエラガバルスで呼ばれるのが通例であり,ヘリオガバルスHeliogabalusともいう。【本村 凌二】。…
※「Heliogabalus」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」