Heliopolis(その他表記)Heliopolis

世界大百科事典(旧版)内のHeliopolisの言及

【カイロ】より

…アラブ諸国のどこでもカイロ弁のアラビア語が理解されるほど,カイロ放送とエジプト映画の役割は大きかった。
【歴史】

[フスタートの建設]
 現在のカイロ付近には,古代には,南西のナイル川左岸の山寄りにメンフィスの町があり,北東にはヘリオポリスHeliopolisの町があった。その後メソポタミアからの移民によって,南部の東の山がナイル川に迫った要地にバビロンBabylōnの町ができ,やがてそこにローマ人が砦を築き,ビザンティン時代も支配の拠点となった。…

【バールベク】より

…古代宗教都市の遺構で知られる。〈ベカーの主〉を意味するその名前からフェニキア起源と考えられるが,アレクサンドロス大王の征服後,フェニキアのハダド神とギリシアのゼウス神が習合することによって隆盛し,ヘリオポリスHeliopolisと改名された。前64‐前63年ポンペイウスによるシリア征服によってローマ都市となり,アウグストゥスによって植民市となる。…

※「Heliopolis」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android