世界大百科事典(旧版)内のhemolyticanemiaの言及
【貧血】より
…一般に難治性の疾患であるが,男性ホルモンやタンパク質同化ステロイドホルモンでよい経過をとる例もかなりある。 溶血性貧血hemolytic anemia赤血球の寿命は約120日であるが,なんらかの原因で寿命が短くなり早くこわれることにより起こる貧血で,正球性ないし大球性である。遺伝性で赤血球の細胞膜,酵素ないしヘモグロビンの異常によるもの,後天性で自分の赤血球に対する抗体が生じて起こる自己免疫性溶血性貧血,Rh血液型不適合妊娠による新生児溶血性疾患など,多くの原因によるものがある。…
※「hemolyticanemia」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」