世界大百科事典(旧版)内のHomoneuraの言及
【鱗翅類】より
…しかし現在でも体のどの部分を基準にするかは学者によって見解が異なる。前・後翅の翅脈の類似性をとり上げ両者の差が少ないものを同脈亜目Homoneura,大きいものを異脈亜目Heteroneuraと二分し,さらに体の構造で科に分ける方法と,雌の生殖口の数によって一つのものを単門亜目Monotrysia,二つのものを二門亜目Ditrysiaに分ける方法とがある。 しかし現在は単門類と二門類に分け,それに翅脈の類似性による同脈亜目と異脈亜目による分類法を加味し,進化の流れにそって系統がわかるように鱗翅目全体を21の上科に大別する方法が普遍化しつつある。…
※「Homoneura」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」