世界大百科事典(旧版)内のIcosiumの言及
【アルジェ】より
…アルジェ湾の西端にあり,南東は平野につながるが,東は海,西はサヘルと呼ばれる標高250mの丘陵が背後に迫っているため平地が乏しく,アルジェは典型的な坂の町である。 町の歴史は,北端にある小島を利用してフェニキア人が通商拠点を築いたことに始まり,ローマ時代にはイコシウムIcosiumと呼ばれた。10世紀になってジール朝のアミールが町を建設し,ジャザーイル(アラビア語の〈島〉の複数形)と命名した。…
※「Icosium」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」