世界大百科事典(旧版)内のJaggayyapetaの言及
【アーンドラ美術】より
…この地方の造形活動は1世紀ごろ始まったと考えるのが有力で,北西デカンを支配していたサータバーハナ朝がこの地方に進出する2世紀前期から急速に仏教美術が興隆した。その遺跡としては,アマラーバティーを筆頭に,ジャッガヤペータJaggayyapeta,ゴーリ,バッティプロール,ガンタシャーラなどが知られ,いずれもクリシュナー川に沿って点在している。当地のストゥーパは,円形基壇の四方に方形の突出部があり,その上に5本のアーヤカ柱を立てるという独特の形式をとり,基壇を囲む欄楯の四方に入口を開くが門はない。…
※「Jaggayyapeta」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」