jajmānī(その他表記)jajmani

世界大百科事典(旧版)内のjajmānīの言及

【カースト】より

…村人はほぼカーストごとにまとまって住み,最良の地は上層の諸カースト,村の周縁部は不可触民の諸カーストの居住区となっている。こうした村落の内部におけるカースト間の分業関係を,社会学者のワイザーはジャジマーニーjajmānī制度と呼んだ。ジャジマーニーとは〈顧客〉〈得意先〉を意味するジャジマーンからの派生語で,特定のカーストに属する家(たとえば陶工や鍛冶などの家)が,先祖代々の得意先である家に対してもつ権利を意味する。…

※「jajmānī」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android