世界大百科事典(旧版)内のJaycandの言及
【プリトビーラージ】より
…彼の死によって最後の防波堤が崩れ,イスラム教徒によるインド支配への道が開かれた。当時,彼とならぶラージプート族の有力武将であったカナウジのジャエチャンドJaycand王(ガーハダバーラGāhadavāla朝)は,プリトビーラージの名声をねたみ,また彼にまな娘を奪われたことを恨み,タラーインの戦を傍観した。初期ヒンディー文学の傑作として知られるチャンド・バルダーイーの《プリトビーラージ・ラーソー》は,この王の武勇と,ジャエチャンド王の娘との恋愛をテーマとしたものである。…
※「Jaycand」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」