世界大百科事典(旧版)内のJemdetNasrの言及
【ジャムダット・ナスル文化】より
…メソポタミア南部,すなわちバビロニアのジャムダット・ナスルJamdat Nasr遺跡を標式とする,前3200~前3100年ころの文化。かつてジェムデット・ナスルJemdet Nasrとも記された。ジャムダット・ナスルはバビロンの北東40kmにあり,1925‐26,28年にオックスフォード大学のS.ラングドンが,92m×48m以上の宮殿らしい日乾煉瓦の大きな建物と,赤と黒による幾何学文からなる彩文土器,やや発達した象形文字をもつタブレットなどを発掘した。…
※「JemdetNasr」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」