世界大百科事典(旧版)内のjobholocaustの言及
【勤労意欲】より
…こうした現象はときに〈豊かな社会〉症候群とか先進国病の重要な症例とかみなされた。他方これとは逆に,過度に勤勉な労働態度を指して働き中毒症workaholic,仕事による人間性の大量殺戮job holocaustといった批判的言辞も用いられた。しかし注目すべきは,こうした労働倫理の変調をいずれの視点から理解するかのちがいを超えて,1970年代になると,〈労働の人間化〉〈生活の質〉の向上をいかに図るかということが,先進工業諸国に共通の政策課題であるとみなされるようになったことである。…
※「jobholocaust」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」