世界大百科事典(旧版)内のJohnson,Eastmanの言及
【アメリカ美術】より
…19世紀後半には自然の記録へと視座は移ってゆき,その自然主義的リアリズムは,世紀末には内面的な主観表現の道をたどった。また風景画と並んで19世紀中ごろ以降,東部各都市や中西部のフロンティアで,日常生活に題材をとる風俗画が隆盛を見た(マウントWilliam Sidney Mount(1807‐68),ビンガムGeorge Caleb Bingham(1811‐79),ジョンソンEastman Johnson(1824‐1906)など)。庶民の健康的で陽気な暮しを平明に描写する当時の風俗画は,国民詩人ホイットマンの文学に通じるものをもつ。…
※「Johnson,Eastman」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」