世界大百科事典(旧版)内のJuliusAfricanusの言及
【暦】より
…これは世界が6000年続き,第6千年紀の中葉にイエス・キリストが誕生したとの信仰に基づくもので,キリストの受難と復活の正しい日付を確定する必要から,さまざまの計算法があった。天地創造の年は,ユリウス・アフリカヌスJulius Africanusによれば前5501年である。アレクサンドリアではパノドロスPanodōrosの前5493年とアンニアノスAnnianosの前5492年の両説があったが,ヒッポリュトス,クレメンスなどの教父は前者を採用し,天地創造の年月日を前5493年3月25日に置いた(のち7世紀より前5508年のビザンティン式に改めた)。…
※「JuliusAfricanus」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」