世界大百科事典(旧版)内のKögl,F.の言及
【オーキシン】より
…この事実は,マカラスムギの先端部である種の生長促進物質が作られ,これが寒天中に拡散したことを示す。31年から35年にかけて,ケーグルF.Köglらはこの生長促進物質の単離を試み,人尿,麦芽,トウモロコシ油から,オーキシンa,b,オーキシンaラクトンの3種の活性物質を単離し,構造も決定した。引き続きケーグルらは人尿から第4のオーキシンを単離したが,これはすでに発酵液から単離されていたインドール‐3‐酢酸(IAA)であった。…
※「Kögl,F.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」