世界大百科事典(旧版)内のKübler-Ross,E.の言及
【死】より
…以上の二つの問題に共通するのは,肉体の重視と魂の軽視ということであろう。《死ぬ瞬間》の著者として知られるキューブラー・ロスElisabeth Kübler‐Rossは,そのホスピス(死のみとり)運動の経験のなかから一つの仮説を導きだした。すなわち,死病におかされたことを知った患者は初めは衝撃,否認,怒り,抑鬱(よくうつ)の状態を経験するが,やがて受容の状態へと推移していく。…
※「Kübler-Ross,E.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」