世界大百科事典(旧版)内のKakabekiaの言及
【ガンフリント生物群】より
…それらは現生のユレモ属に類似し,現生種にみられる異質細胞や特殊な生殖細胞アキネートakineteと同一の細胞が存在していたらしい。そのほか,大きさ1~16μmにわたる球状のラン藻,鉄マンガン酸化バクテリアに似た形態の生物,カカベキアKakabekiaと命名されたパラシュート形の,20μm程度の構造などが発見されている。カカベキアは化石として報告されて後に,ウェールズ,アラスカ,アイスランド,ハワイなどの土壌中でそれに似た形態の原核細胞の微生物が見つかった。…
※「Kakabekia」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」