世界大百科事典(旧版)内のkaustubhaの言及
【ビシュヌ】より
…太古,ビシュヌが音頭をとり,神々は大海をかくはんして不死の飲料アムリタ(甘露)を得ようとした。ビシュヌはその際に海中から生じたシュリー・ラクシュミー(吉祥天女)を妻とし,宝珠カウストゥバkaustubhaを首に懸けた。彼はアムリタを盗もうとしたラーフRāhu(日食,月食を引き起こす悪魔)の首を,その武器であるチャクラ(円盤)で切った。…
※「kaustubha」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」