Kerle,J.de(その他表記)KerleJde

世界大百科事典(旧版)内のKerle,J.deの言及

【フランドル楽派】より

…言葉と結びついたその強い表現力は,マドリガルやシャンソンのみならず,モテットなどにも認められる。その時期に属する作曲家としては,デ・モンテPhilippe de Monte(1521‐1603),ケルレJacobus de Kerle(1531か32‐91)などがあげられる。 フランドル学派の作曲家は,ほぼ全ヨーロッパで活躍し,そのポリフォニー技法は,パレストリーナに代表されるローマ楽派,ガブリエリらが活躍し,バロック時代を用意したベネチア楽派,あるいはフランス,ドイツ,スペインの音楽家たちに多大な影響を与えた。…

※「Kerle,J.de」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android