世界大百科事典(旧版)内のKern,F.の言及
【慣習法】より
…この期には習俗,慣行,慣習,慣習法の概念上の区別は存在せず,またおよそ慣習法というものについて当時の人々自身の考え方を述べたものもない。ケルンFritz Kern(1884‐1950)以来の伝統的見解によれば,〈ゲルマン・中世の法は,神を始源とする一つの客観的秩序であり,この客観的秩序は不文,非制定,不変の秩序であった。法は古きもの,良きものであって,つくられうるものではなかった。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」