世界大百科事典(旧版)内のKezilahabi,E.の言及
【アフリカ文学】より
…イスラム的平和を説くこれら古典文学の伝統はムヤカMuyaka bin Haji(1776‐1840)のごとき個性的存在を介して〈モスクから市場へ〉運び出され,シャーバンに至って近代的な散文体を確立した。ペニナ・ムハンドPenina Muhando(1948‐ ),ケジラハビEuphrase Kezilahabi(1944‐ )ら現存スワヒリ語作家の活躍はシャーバンの功績を無視しては考えられない。これと同じことがエーブラハムズPeter Abrahams(1919‐ ),ムファレレ,ラ・グーマなど,アパルトヘイト下の酷薄な体験を描き,南アの現代文学を世界の檜舞台にのせた作家たちにも言える。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」