世界大百科事典(旧版)内のKhasekhemuiの言及
【エジプト】より
…王は天の神ホルス(隼(はやぶさ)の姿をとる)の化身とされ,王名はセレクserekhと呼ばれる隼を頂く王宮の枠内に記された。第2王朝末,王権強化に反対する勢力がペルイブセンPeribsen王を擁立,国内は一時乱れるが,カセケムイKhasekhemui王が再統一に成功,王の権威は最終的に確立する。
[古王国時代]
第3王朝とともに王を頂点とする中央集権国家は名実ともに完成,古代エジプト文明は最初の繁栄期を迎える。…
※「Khasekhemui」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」