世界大百科事典(旧版)内のKhatmīyaの言及
【スーダン】より
…しかし,南部問題に典型的にみられるように,植民地支配のつくりだした分断の跡は大きく,独立後,こうした問題が国内統一の障壁として残されることとなった。独立後政権を握ったハトミーヤKhatmīya(親エジプト的有力スーフィー教団。ミールガニーMīrghanī派ともよばれる)およびマフディー派の流れをくむアンサールの二大土着勢力による政府は,こうした問題に取り組む能力を欠いていた。…
※「Khatmīya」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」