世界大百科事典(旧版)内のKleoboulosの言及
【七賢人】より
…たとえば〈万事,度を越すな〉など穏健な処世訓を説く格言の作者とされる。もっとも普通のリストで挙げられるのは,ミレトスのタレス,アテナイのソロン,スパルタのキロンChilōn,ミュティレネのピッタコス,プリエネのビアスBias,コリントスのペリアンドロスPeriandros,リンドスのクレオブロスKleoboulos。このうち若干の者は他と入れかえられることがある。…
【リンドス】より
…風光明美な景観と使徒パウロがこの港に立ち寄ったとの伝承(証拠を欠く)とがあいまって同島随一の観光名所となっている。古代都市としてのリンドスは前7世紀にシチリア島南岸に植民市ゲラを建設し,前6世紀には古代の七賢人の一人に数えられるクレオブロスKleoboulosの僭主政をみた。前5世紀にはデロス同盟に加盟し高額の年賦金を支払っていた。…
※「Kleoboulos」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」